平成27年12月7日更新
 鉛製の水道管は、安価で加工が容易であることから、水道が普及し始めたころから昭和50年代半ばまで、給水管の材料として全国的に使用されてきました。
 しかし、耐久性が低く、漏水が発生しやすいことから、塩化ビニール管やポリエチレン管などの新しい配管材料の普及に伴い次第に使用されなくなりました。
 また、水道水の安全性に対する観点から、平成元年にはライニング(被覆)されていない鉛管を新たに使用することが禁止されました。
 
鉛製給水管(鉛管)の水質基準と経緯
 国が定める水道水における鉛濃度に関する基準値は、平成4年にそれまでの1リットルあたり0.1ミリグラム以下から0.05ミリグラム以下に改正されました。その後、平成15年4月から、より一層鉛濃度の低減化を推進するため0.01ミリグラム以下に強化されましたが、通常の使用では基準値以下であり、健康に影響はありません。
 
鉛製給水管(鉛管)に関するご質問
   
Q.水道水に鉛が溶け出していると新聞報道されたが、それは本当ですか?
  A.現在の水質基準は、生涯にわたり継続して摂取しても健康に影響を与えないものとなっています。通常の使用では基準値以下であり、健康に影響はありません。ただし、鉛管に水道水が長く滞留すると、一時的に鉛濃度が高くなることも考えられますので、長期間使用しなかった場合や朝一番の蛇口からの水は、バケツ一杯程度を飲料水以外の用途にお使いいただければ、より安心してご利用になれます。
   
  Q.鉛製給水管(鉛管)は漏水しやすいのか?
  A.鉛管は他の給水管に比べて耐久性が低く、破損しやすい材質のため漏水しやすくなっています。町では、老朽化した配水管の更新工事に併せて、道路部分と宅地界の第一止水栓までの間で鉛管が使用されている場合は、お客様の御承諾を得てポリエチレン管に布設替えを行なっています。
   
  Q.鉛製給水管(鉛管)が使われているか確認したい
  A.昭和55年以前に建てられ、その後改築などをしていない建物、あるいは改築をしても給水管を部分的に改造した場合(建物廻りだけ、屋敷内だけ、道路内だけ等)には、鉛管が残っている可能性があります。お客様の住所・お名前・電話番号をお知らせください。上下水道課に資料が残っている場合は、調査してご連絡させていただきます。
 なお、ご心配な場合は、昭和55年以降に建てられた建物についても調査いたしますのでお知らせください。
   
  Q.鉛製給水管(鉛管)を使っていた場合はどうすれば良いの?
  A.水質的には直ちに問題がないとしても、より一層安全性を高めるために、建物の建て替えや改修の折など、機会を捉えて取り替えされることをお勧めいたします。
 なお、給水装置はお客様の財産です。取り替えに要する費用はお客様のご負担となりますのでご理解願います。  
 取り替えに要する費用はお客様のご工事に関する事項(見積等)については、町の指定給水装置工事店へお問い合わせください。