利府町では、「水道料金等の減免等に関する規定」において、漏水時の料金減免要件や手続きの方法などを定めています。
(※漏水以外にも、火災、風水害、地震その他異常な自然現象により被災したとき等も減免対象となりますので、該当する場合等は、相談願います。)

 ここでは、漏水時における減免の制度について説明します。
 
 利府町が管理している配水管(本管)から分岐して設置されている「宅地内の給水管、給湯設備、蛇口、水洗便所衛生器具など」は、お客様の持ち物です。
 水道メーターから下流(蛇口側)で漏水が発生した場合は、原則的に所有者あるいは管理者が漏水に係る修理費用や使用料金をご負担していただくことになります。
(漏水を発見したら、すぐに⇒利府町の指定給水装置工事事業者に修理を依頼してください)
 しかし、お客様の突発的な負担増を考慮し、一定の要件を満たす漏水に限り、水道料金と下水道使用料の一部を減免する制度があります。
 利府町では、受水槽以下の給水管及びこれに直結する給水用具の損傷または故障に起因する漏水も減免の対象に含めています。(ただし、受水槽のボールタップ給水栓不良による漏水は除きます)
 
一定の要件を満たす漏水とは?
 漏水に伴う水道料金と下水道使用料の減免は、料金負担の公平性を確保する観点から、前提要件として次の①から③のすべてを満たすことが必要です。
 
給水装置の損傷または故障に起因する漏水であること。
⇒給水装置とは、給水管及び給湯設備、蛇口などの給水用具をいいます。
給水装置の損傷または故障は、お客様の故意または重過失でないこと。
お客様が、給水装置の維持管理を適切に行なっていること。
 
 そのうえで、次のいずれかに該当する場合は、お客様からの申請により減免することができます。
(1) 「地下、床下、壁内その他通常は直接目視することができない給水管」からの漏水であり、漏水の事実を容易に確認することができなかったと認められるとき。
(2) (1)の給水管以外の給水装置等の損傷または故障に起因する漏水であり、漏水の事実を容易に確認することができなかったと認められるとき。
(3) (1)(2)以外の漏水であって、善良な注意をもってしてもなお発見することが困難な漏水。
 
減免の対象にならない場合
 1の要件に該当していても、水道を使用している方々の公平性を確保する観点から、「減免することが好ましくない場合」は対象になりません。
 
漏水の原因が明らかに第三者の行為によるとき。
給水栓、給湯設備等止水することが可能な給水用具からの漏水のとき。
「漏水の事実を容易に確認することができなかった」とは認められないとき。
例えば、蛇口や水洗便器洗浄タンクのボールタップ給水栓損傷のように、漏水だとすぐに気付く場合、漏水状況が直接目で確認できる場合、あるいは、普段ないはずの「漏水による流水音」が容易に聞き取れる場合などです。
 
②及び③により、次の器具からの漏水は、減免の対象になりません。
◆給湯器、温水器、ボイラーなどの給湯設備
◆蛇口
◆水洗便器洗浄タンクのボールタップ給水栓
漏水の事実を知りながら、早期の修繕等を怠ったとき。
漏水を発見したにも関わらず、速やかに修理依頼をしていないとき。
(修理依頼はしていないが、見積もりを取って契約を検討しているときを除きます)
バルブや止水栓を閉めれば止まる箇所からの漏水なのに、閉めることなく、漏水状態で放置していたときなど。
条例に違反して施工された給水装置等または給水装置施工基準に適合していない給水装置等からの漏水のとき。
お客様が使用している宅地内の給水装置が、利府町の指定給水装置工事事業者でない業者により施工されている場合、または利府町が定めている給水装置施工基準に適合していない場合です。
給水装置等を新設し、竣工後1年を経過していないとき。
防寒対策を怠り、凍結で破損したとき。
水道料金の未納があり、かつ、公平性確保の観点から減免は適当でないと認められるとき。
 
減免額の算定方法
漏水に伴う水道料金と下水道使用料は、次により算定した漏水量の「2分の1に相当する水量」を軽減します。
漏水量=漏水発生後の検針水量-認定水量
認定水量は、漏水が発生していない過去3月の検針水量や前年同期の検針水量などを考慮して算定します。
 
漏水量の全部または一部が公共下水道に流入しないことが明らかである場合は、漏水量の全部または一部を下水道使用料から減免します。
 
◆計算例◆
 仮に、給水管(口径20ミリ)が、損傷により庭先(地下)で漏水した場合の減免は、次のように計算します。計算上、今までの検針水量(使用水量)は次のとおりとします。
 
8月分:29  7月分:33  6月分:31
 
 そして、9月分は漏水があったため検針水量が164になったとします。
 
【水道料金】50,014円【下水道料金】24,354円 合計:74,368円(消費税込み)
 
 この場合の減免計算は、次のようになります。
漏水に伴う水道料金と下水道使用料の減免計算
最初に「漏水量」を算定します
漏水量=漏水発生後の検針水量-認定水量 です。
過去3月分の検針水量から、「認定水量(平均使用水量)」を算定します。
(29+33+31)/3月=31
算定上の「漏水量」は、次のようになります。
漏水発生後の検針水量164-認定水量31=133
 
次に「減免水量」を算定します。
②で算定した「漏水量133」の2分の1が「減免水量」です。
133×1/2=66(端数は切り捨てします)
 
①と②から、「減免後の9月分の使用水量」は次のようになります。
漏水発生後の検針水量164-減免水量66=98
 
減免後の使用水量は98ですので、減免後の料金及び減免の額は次のようになります。
【9月分の水道料金】 27,918円(使用水量:98
減免後の請求額:50,014円-27,918円=22,096円
【9月分の下水道使用料】 2,586円(使用水量:31 )
この例では、庭先(地下)で給水管から漏水したとしているため、漏水した水はすべて公共下水道に流入していないと判断できます。
このため、下水道使用水量の算定上は、②の漏水量全量を免除し、①の認定水量のみとなります。
減免後の請求額:24,354円-2,586円=21,768円
  減免後の請求額:【水道料金】22,096円【下水道料金】21,768円)
                        合計 43,864円(消費税込)
 
漏水減免を受けるには、お客様からの申請が必要です
 漏水減免は、申請主義です。漏水の修理が完了したら次により「90日以内」に申請してください。
 
(1) ↓申請書ダウンロードはこちら↓
 水道料金等軽減(免除)申請書(様式1号)(Word29Kb)
申請書は、水道料金と下水道使用料の減免申請を兼ねています。
(2) 漏水修繕工事が完了したことを証明する書類
工事代金の請求書または領収書の写しなどを申請書に添付してください。
書類の提出がない場合及び漏水修繕工事が利府町の指定給水装置工事事業者以外の業者で施工された場合は減免できません。
(3) 提出先
 申請書は、上下水道課料金窓口に提出してください。審査の結果、減免要件に適合する場合は、「水道料金等軽減(免除)決定通知書」を送付します。
 
-お問い合わせ-
上下水道課 経営班
電話022-767-2126
FAX022-767-2109
メール送信keiei@rifu-cho.com