キャリアシップ
活動の背景・目的
利府町では、将来の職業生活に夢や希望を抱き、学校生活に目標をもって取り組む子どもを育てるため、望ましい職業観・勤労観をはぐくむキャリア教育の一環として、平成22年8月に「利府町キャリアシップ」をスタートさせました。
「職場体験は、キャリア教育の柱」と言われて全国の約9割の中学校で行われていますが、その多くは2~3日間程度の実習に留まっているのが実情です。
文部科学省が「生徒にとって最も効果的」と推奨する5日間の実施について、利府町では町内すべての事業所に協力を呼びかけ、県下の市町村に先駆けて全中学校で実現しましたが、5日間という長期間の実施には、真剣に働く人々の姿や気持ちにより多く間近でふれて、中学生たちが自らの「将来に対する希望」や「自分の生き方」を真剣に考える機会にして欲しいと願う、町の大人たちの思いが込められています。

職業体験(児童館)

職業体験(清掃会社)

職業体験を終えての発表
「令和6年度 利府町キャリアシップ」を実施しました
実施期間
令和6年11月18日(月曜日)から22日(金曜日)の5日間
実施場所
利府町内(一部仙台市・塩竈市内)の123事業所
(各事業所、イオンモール新利府、幼児施設、福祉施設、利府町役場など)
対象生徒
利府町立3中学校2年生 373名
「令和6年度利府町キャリアシップ 受入事業所感謝の会」を開催しました
今回受入れいただいた事業所へ感謝の意を込め、感謝状等を贈呈する「令和6年度 利府町キャリアシップ受入事業所感謝の会」を、令和7年2月27日(木曜日)リフノス多目的ホールにて開催しました。
受入れ事業所へは、1年、3年、5年、10年受入れいただいた事業所へ感謝状・町の観光大使「リーフちゃん」のオリジナルステッカー、さらに通算10年受入れいただいた事業所(5事業所)へは、盾台に利府梨の木材を使用した盾を贈呈しました。
当日は、代表受領者からそれぞれの職場体験についてお話いただいたほか、しらかし台中学校の代表生徒による職場体験の発表もありました。
更新日:2025年03月31日