キャリアシップ

更新日:2024年03月11日

活動の背景・目的

 進路意識や目的意識が希薄なまま、進学し卒業する若者が増加している昨今、フリーターやニートなど、定職に就かない若者の存在も社会問題となっています。

 利府町では、将来の職業生活に夢や希望を抱き、学校生活に目標をもって取り組む子どもを育てるため、望ましい職業観・勤労観をはぐくむキャリア教育の一環として、平成22年8月に「利府町キャリアシップ」をスタートさせました。

 「職場体験は、キャリア教育の柱」と言われて全国の約9割の中学校で行われていますが、その多くは2~3日間程度の実習に留まっているのが実情です。

 文部科学省が「生徒にとって最も効果的」と推奨する5日間の実施について、利府町では町内すべての事業所に協力を呼びかけ、県下の市町村に先駆けて全中学校で実現しましたが、5日間という長期間の実施には、真剣に働く人々の姿や気持ちにより多く間近でふれて、中学生たちが自らの「将来に対する希望」や「自分の生き方」を真剣に考える機会にして欲しいと願う、町の大人たちの思いが込められています。

職業体験(幼稚園)

職業体験(清掃会社)

職業体験を終えての発表

4年ぶりに「令和5年度 利府町キャリアシップ」を実施しました

実施期間

令和5年11月13日(月曜日)から17日(金曜日)の5日間

実施場所

利府町内(一部仙台市・塩竈市内)の115事業所

(各事業所、イオンモール新利府、幼児施設、福祉施設、利府町役場など)

令和5年度 利府町キャリアシップ受入事業所一覧(PDFファイル:279.4KB)

対象生徒

利府町立3中学校2年生 349名

令和5年度のキャリアシップ事業について、実践報告書を作成しました。

令和5年度 利府町キャリアシップ実践報告書(PDFファイル:6.6MB)

「令和5年度利府町キャリアシップ 受入事業所感謝の会」を初めて開催しました

今回受入れいただいた事業所へ感謝の意を込め、感謝状等を贈呈する「令和5年度 利府町キャリアシップ受入事業所感謝の会」を、令和6年2月27日(火曜日)リフノス多目的ホールにて初めて開催しました。

受入れ事業所へは、感謝状・町の観光大使「リーフちゃん」のオリジナルステッカー、さらに通算10年以上受入れいただいた事業所(26事業所)へは、盾台に利府梨の木材を使用した盾を贈呈しました。

当日は、代表受領者からそれぞれの職場体験についてお話いただいたほか、利府中学校の代表生徒による職場体験の発表もありました。

 

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 教育総務課 教育指導係

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宮城県宮城郡利府町利府字新並松4番地

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