スクールシップ
活動の背景・目的
義務教育課程を取り巻く全国的傾向に、小学校から中学校教育までを包括した一貫教育やコミュニティスクールといった概念が生まれており、そうした視点がスクールシップの活動には織り込まれている。
町内の3中学校区それぞれにおいて、中学校1校と小学校2校による3つ巴の協力体制を構築し、緊密な連携を実現することで教職員の指導力や家庭の教育力の向上を図ろうというものである。例えば…
- 中学校の先生が小学校の公開授業に参加することにより、新たに迎える中学1年生に効率よく学習指導ができる方法を発見したりする。
- 小・中学校の保護者や先生が合同研修会に参加することにより、小中どちらの子どもたちにも内在する問題点について、保護者と先生同士で意識を共有することが出来る。
- 小学生を見守る優しいまなざしと、中学生を指導するような厳しさを併せ持つ校長先生がいたら、どんな児童生徒も安心して学校生活を送れる。
各中学校区のなかで「小・中3校が一致協力する」という独自性を持つこの取組は、課題の共通化や問題解決への糸口を発見したり、3つの学校がまるで折れることなく目標を射抜く「三本の矢」の如く、子どもたちを義務教育の出口まで導く力となるのである。

スクールシップ懇話会

合唱披露

PTA合同研修会
更新日:2020年03月25日