魚介類による腸炎ビブリオ食中毒注意報の発令について
令和7年6月13日に宮城県において、「魚介類による腸炎ビブリオ食中毒注意報」が発令されました。
夏は、食中毒が多発する季節です。魚や貝などの魚介類が原因となる腸炎ビブリオ食中毒は、ほとんどが夏場に発生しています。ご家庭での注意事項は下記をご覧ください。
家庭での注意事項
1.魚介類は、冷蔵または冷凍保存する。また、冷蔵庫の扉はできるだけ開閉を少なくして庫内の冷気を逃がさないようにするとともに、食品を入れるのは冷蔵庫の7割以下とし、冷気の循環を妨げないようにする。
2.生の魚や切り身などを冷蔵庫で保存するときは、ラップなどをかけるか、ふたのある容器を使用する。
3.魚介類を調理する場合、水道水の流水で表面をよく洗浄し、内臓を取ったあとも十分に洗浄する。
4.魚介類を調理したら、まな板などの調理器具は洗剤を使って十分に洗浄し熱湯等で消毒する。また、手は石けんを使って十分に洗浄する。
5.加熱調理する食品は、十分に熱をとおす。
6.調理後は早く食べる。
7.冷凍保存された魚介類を調理する場合は、流水もしくは冷蔵庫内で解凍するか、電子レンジを使って解凍する。解凍後は、生の魚介類を調理する場合と同じように注意する。
食中毒の予防には「つけない」「ふやさない」「やっつける」が有効です。
食肉は中心部まで十分加熱し、細菌を「やっつける」ようにしてください。
更新日:2025年06月18日