帯状疱疹について

更新日:2022年12月20日

帯状疱疹とは

水痘(みずぼうそう)と同じウイルス「水痘帯状疱疹ウイルス」が原因で起こる皮膚疾患です。水痘が治った後もウイルスは体内に潜伏しており、加齢・疲労・ストレスなどによって免疫力が低下し、ウイルスが再び活性化することで発症します。

症状

個人差がありますが、多くは、初めに皮膚の痛み(ピリピリ、ジンジン、ズキズキ等)、違和感、かゆみといった症状が現れます。その後、水ぶくれを伴う赤い発疹が帯状に現れ、徐々に痛みが強くなります。水ぶくれは1週間ほどで破れ、かさぶたとなり症状が治まります。痛みは3~4週間程度続きます。
帯状疱疹の症状は通常、体の左右どちらかの神経に沿って帯状に現れます。多くは上半身に見られ、顔面、特に目の周りに現れることもあります。

治療について

発症の原因となっているウイルスに直接働きかける抗ウイルス薬の投与です。症状が出てからなるべく早く治療を始めることが必要なため、帯状疱疹の疑いがある場合は速やかに医療機関を受診しましょう。

帯状疱疹を予防するためには

帯状疱疹は免疫力の低下が原因で発症します。免疫力を高めるためにも次のことを心がけ、健康的な生活を送りましょう。

  • 充分な睡眠をとる
  • バランスの良い食事をとる
  • 適度に運動する
  • 自分なりのストレス解消法を見つけておく(音楽を聴く、テレビ・映画を見る等)

帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹のワクチンは50歳以上の方が対象です。なお、帯状疱疹は法令に定められた定期予防接種の対象疾患ではないため、任意の予防接種となります。接種費用は医療機関ごとに決められており、全額自己負担となりますので、医療機関にご相談ください。

この記事に関するお問い合わせ先

保健福祉部 健康推進課 健康総務係

〒981-0133
宮城県宮城郡利府町青葉台一丁目32番地

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