こころの健康「大切なあなたを守りたい~悩みを抱えていませんか~」
現代社会では、ストレスにさらされることが多く、誰もがこころの健康を損なう可能性があります。
ストレスというと、悪いイメージがありますが、何かを頑張るための適度な刺激になり、その試練を乗り越えると充実感や達成感、満足感等を得ることができ、適度な緊張(ストレス)は心身に良い影響を与えます。
一方で、不快と感じるストレスにより、次第に追い詰められて苦しくなってしまうことがあります。進学や就職、結婚や引っ越しなどの生活環境の変化や、介護や病気などでストレスが蓄積すると、こころのバランスを崩すきっかけになることがあります。これは、決して特別な人がかかるものではなく、誰もがかかる可能性があるのです。
自分のこころがつらいと感じたら、身近な人にSOSを発信し、つらい気持ちでいることを伝えましょう。身近な人には相談しにくいと感じる方は、専門の相談機関を利用してみましょう。
心理的、身体的、行動的な症状があり、日常生活に支障がある場合は、早めに医師などの専門家へ相談しましょう。また、身近な方から相談された場合は、相手の気持ちに寄り添い、結論を急がないようにじっくりと話を聴きましょう。相手の話をさえぎることや、否定的な意見を述べずに、心配しているという気持ちを伝えましょう。
【相談先】
○利府町保健福祉部健康推進課健康総務係(利府町保健福祉センター内)
電話:022-356-1334 受付時間:午前8時30分から午後5時15分まで(平日のみ)
○専門相談窓口は下記リンクをクリック
宮城県自死対策関連相談窓口一覧 (宮城県ホームページにジャンプ)
メンタルヘルス関連相談先一覧表 (PDFファイル: 174.8KB)
こころのバランスが崩れると現れる症状の例
心理的症状
- 訳もなく気分が落ち込み、ゆううつになる
- 不安感や絶望感におそわれる
- 注意力や集中力が低下し、やる気がおこらない
- イライラしたり、感情的になる
身体的症状
- 寝つきが悪い、夜中に目が覚める
- 食欲がない
- 頭痛や肩こりの症状がある
- 動悸やめまい
- 手が震える
- 倦怠感、疲れがとれない
行動的症状
- 遅刻や早退が増える
- ギャンブルやお酒に走る
- 仕事でミスが増える
- 外出がおっくうになり、ひきこもりがちになる
ストレス解消のための行動の例
- 規則正しい生活習慣を送る
- 人と話をする
- 悩んでいることを誰かに伝える
- 心から笑う
- 好きな音楽を聞く
- 好きなものを食べる
- マッサージで、こわばった体をほぐす
- 歌う
- 深呼吸をする
- 散歩などで気分転換をする
- 汗ばむ程度の運動やストレッチをする
- 良質な睡眠をとる
- 就寝前にぬるめの風呂につかる
- 趣味を楽しむ時間をつくる
忙しい人ほど、食事も睡眠もおろそかになりがちです。規則正しい生活を送り、こころも体も健康に保ちましょう。
更新日:2022年05月17日