こころの健康「大切なあなたを守りたい~悩みを抱えていませんか~」

更新日:2022年05月17日

    現代社会では、ストレスにさらされることが多く、誰もがこころの健康を損なう可能性があります。
    ストレスというと、悪いイメージがありますが、何かを頑張るための適度な刺激になり、その試練を乗り越えると充実感や達成感、満足感等を得ることができ、適度な緊張(ストレス)は心身に良い影響を与えます。
    一方で、不快と感じるストレスにより、次第に追い詰められて苦しくなってしまうことがあります。進学や就職、結婚や引っ越しなどの生活環境の変化や、介護や病気などでストレスが蓄積すると、こころのバランスを崩すきっかけになることがあります。これは、決して特別な人がかかるものではなく、誰もがかかる可能性があるのです。
    自分のこころがつらいと感じたら、身近な人にSOSを発信し、つらい気持ちでいることを伝えましょう。身近な人には相談しにくいと感じる方は、専門の相談機関を利用してみましょう。
    心理的、身体的、行動的な症状があり、日常生活に支障がある場合は、早めに医師などの専門家へ相談しましょう。また、身近な方から相談された場合は、相手の気持ちに寄り添い、結論を急がないようにじっくりと話を聴きましょう。相手の話をさえぎることや、否定的な意見を述べずに、心配しているという気持ちを伝えましょう。

【相談先】
   ○利府町保健福祉部健康推進課健康総務係(利府町保健福祉センター内)
         電話:022-356-1334    受付時間:午前8時30分から午後5時15分まで(平日のみ)

   ○専門相談窓口は下記リンクをクリック

こころのバランスが崩れると現れる症状の例

心理的症状

  • 訳もなく気分が落ち込み、ゆううつになる
  • 不安感や絶望感におそわれる
  • 注意力や集中力が低下し、やる気がおこらない
  • イライラしたり、感情的になる

身体的症状

  • 寝つきが悪い、夜中に目が覚める
  • 食欲がない
  • 頭痛や肩こりの症状がある
  • 動悸やめまい
  • 手が震える
  • 倦怠感、疲れがとれない

行動的症状

  • 遅刻や早退が増える
  • ギャンブルやお酒に走る
  • 仕事でミスが増える
  • 外出がおっくうになり、ひきこもりがちになる

ストレス解消のための行動の例

  • 規則正しい生活習慣を送る
  • 人と話をする
  • 悩んでいることを誰かに伝える
  • 心から笑う
  • 好きな音楽を聞く
  • 好きなものを食べる
  • マッサージで、こわばった体をほぐす
  • 歌う
  • 深呼吸をする
  • 散歩などで気分転換をする
  • 汗ばむ程度の運動やストレッチをする
  • 良質な睡眠をとる
  • 就寝前にぬるめの風呂につかる
  • 趣味を楽しむ時間をつくる

 忙しい人ほど、食事も睡眠もおろそかになりがちです。規則正しい生活を送り、こころも体も健康に保ちましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

保健福祉部 健康推進課 健康総務係

〒981-0133
宮城県宮城郡利府町青葉台一丁目32番地

電話番号:022-356-1334 ファックス番号:022-356-1303
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