災害被災地への支援について(令和6年能登半島地震)

更新日:2024年02月28日

石川県能登地方を中心に甚大な被害をもたらした「令和6年能登半島地震」により亡くなられた方々に心よりお悔やみ申し上げるとともに、被災された全ての方々にお見舞い申し上げます。

利府町では、下記の被災地支援を行っております。

石川県輪島市への災害支援物資輸送

東日本大震災の際に本町へご支援を賜りました石川県輪島市へ、4トントラック2台分の支援物資をお届けしました。

【実施日】令和6年1月15日(月曜日)
【物資内容】水、非常食(ご飯、ゼリー)、毛布、歯ブラシ、紙おむつ、生理用品、児童書等

240115支援物資輸送その1
240115支援物資輸送その2

石川県能登町へのトイレカー派遣

令和6年能登半島地震で被害を受けた石川県能登町へトイレカー2台を派遣しました。

派遣にあたっては、トイレカー2台に職員4名が乗り自走により能登町へお届けしました。

【派遣期間】令和6年2月1日(木曜日)~当分の間

240130トイレカー派遣その1
240130トイレカー派遣その2

石川県七尾市への給水応援職員派遣

公益財団法人日本水道協会宮城県支部からの要請に伴い、石川県七尾市へ給水車1台と職員2名を派遣し、応急給水作業を行いました。

【従事業務】応急給水支援
【派遣活動期間】令和6年2月8日(木曜日)~令和6年2月10日(土曜日)

240207給水支援その1
240207給水支援その2

帰庁報告会での派遣職員の所感をご紹介します。

派遣職員所感
給水所で被災者の皆様が持参した容器や給水袋による給水活動を行い、その際に多くの市民の方々から、遠くからきてくれたことへの感謝の言葉をいただいたことは活動中の心の支えになりました。また、大規模災害時は多くの箇所へ給水を行わなければならないことから、継続的な災害の派遣による支え合いが必要だと感じました。
総合病院や診療所、産婦人科等の施設に給水活動を行いましたが、診療や診察で水は毎日欠かせないものだと改めて感じました。また、給水活動で街中を移動の際に七尾市職員による通水や漏水確認作業を見かけました。職員の方は1日でも早く水道を復旧させようと復旧業務に専念しているため、災害派遣による応急給水活動が継続的に必要であると強く感じました。

 

石川県能登町への住家被害調査職員派遣

宮城県からの要請に伴い、対口支援先である石川県能登町へ応援職員2名を派遣し、住家被害調査を行いました。

【従事業務】住家被害調査
【派遣活動期間】令和6年2月14日(水曜日)~令和6年2月19日(月曜日)

240214能登町支援その1
240214能登町支援その2

帰庁報告会での派遣職員の所感をご紹介します。

派遣職員所感

被災地に行き、被害の甚大さを改めて感じました。少しでも被災地の方々の支援になればと思いながら住家被害調査を行いました。東日本大震災後に入庁したため、大きな災害対応は今回が初めてであり、対応時の職員の大変さを目の当たりにするとともに、大きな使命を感じました。

今回の派遣を通じて、人と人の団結が生み出す大きな力を感じ、自分もその一員になれたことを誇りに感じております。今回の活動は大変な部分もありましたが、とても良い経験となりました。この経験を今後に活かしていきたいです。

被災地に行き、東日本大震災時の痛烈な感情が思い出され、涙がこぼれました。被災から約1ケ月半が経過し、現地では全国から多くの自治体職員が支援に入っておりましたが、ほとんどの能登町職員の方は自らが被災者であり、自宅へ帰ることやお風呂にも入ることもできない憔悴しきった状況下にあり、甚大な被害への対応、先の見えない業務の中、職務を遂行されている姿は、東日本大震災時に私たちが経験したそのものでした。

災害時の全国からの様々な支援は迅速になってきているものの、これからの復旧・復興への道のりは長く険しいものであるため、引き続き様々なかたちでの支援を継続的に行う必要があると感じました。また、それが東日本大震災時に私たちが多くの皆様から受けた支援への恩返しとなると強く思いました。

 

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