利府町公共施設等総合管理計画の策定について
計画策定の背景と目的
現在、本町の公共施設の半数以上は整備後30年未満ですが、中長期的にみると間もなく建替えや大規模改修する時期を集中的に迎えることになり、これら施設を適切に維持運営するためには、多額の費用を確保する必要があることは容易に予測されます。
また、本町の将来人口は、平成52(2040)年の3万9千人をピークに減少に転じる見通しであり、税収は伸び悩みから減収に転じる一方、社会福祉費などの経常経費は増加を続け、財政の硬直化や財源不足によって公共施設等の維持管理費用の財源確保は、より一層困難になることが予測されます。
こうした状況を踏まえ、町民の財産である公共施設等の安心で安全な施設サービスを今後も継続して提供していくことを目標に、そのための基本的な考え方と方針を整理した「利府町公共施設等総合管理計画(以下「計画」という。)」を策定するものです。
計画期間等
平成29年4月1日から平成39年3月31日まで(10年間)
(注)この期間を「第1期計画」とします。以降は10年間の期ごとに本計画の見直しを行うことを基本としますが、本計画に基づき策定される施設類型(用途)ごとの個別計画における具体的な検討、財政状況、社会情勢の変化、制度変更などを踏まえながら、必要に応じ適宜見直すものとします。
更新日:2020年03月25日