生後9か月になる子どもを連れて、帰省や旅行にでかける時の離乳食に悩んでいます。どのようにしたらよいでしょうか?

更新日:2020年03月25日

 外出先での乳児の食事の与え方についてとまとめましたので、参考にしてみてください。

大人の料理から取り分ける

 外出先では、おうちで与える離乳食メニューと同じようにはできませんが、大人の料理からひと手間加えることで離乳食にすることができます。特に、たんぱく質源の食品、魚介類や肉・卵は母子健康手帳や育児書などを参考にお子さんの月齢にあったものにしましょう。

大人の料理から取り分ける時のコツ

 大人向きの和定食からの取り分けがお勧めです。
 ご飯に煮魚や焼き魚、卵焼き、野菜の煮物、豆腐の味噌汁などがあるので、お子さんも食べられるものが多く、栄養のバランスもとれています。洋食なら白身魚のムニエルなどがいいでしょう。

与える時は…

  1. 赤ちゃん向きの大きさや柔らかさにします
     すり鉢等がついた携帯用調理セット等を利用し、お子さんの月齢に応じてすり潰したり切ったりして、大きさや固さを調節します。
  2. 薄味にします
     湯冷ましや、牛乳、ヨーグルトなどで薄めます。大人の味付けの1/4~1/3程度に薄めるとよいでしょう。
  3. 油分はできるだけカットします
     フライや天ぷらの衣は外して与えましょう。
  4. スプーンやフォークを携帯しましょう
     少しでも食べやすくするために、普段から使い慣れたものを必ず持っていくようにしましょう。

ベビーフードやベビーランチの利用

 月齢が進むにつれ、月齢にあった市販のベビーフードや、レストランなどに赤ちゃんメニューを備えているところもありますので、利用してみるのも良いでしょう。離乳食メニューのレパートリーが広がるよい機会になると思います。
 しかし、ベビーフードなどを全く利用したことがない場合には、珍しい味に惹かれて食べてくれる場合と、一切受け付けてくれない場合もありますので、事前に試してみることをお勧めします。

 外出先では困ったことを先に考えないで、ちょっとした工夫で家族と一緒の料理を食べることができ、食事が楽しくなり、いろいろな味や食感を体験でき、味覚の幅が広がる良い機会と考えましょう。

よだれかけ、ストローマグ、哺乳瓶のイラスト

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